経理

【経理未経験】転職エージェントが会計事務所経由をオススメする理由とは?

こんにちは、坂名(@sakana9v9you)です。

税理士法人に8年勤務後、現在は中小企業で経理部長をやっています。

以前、≫【経験談】会計事務所から経理へ転職するメリットとデメリットというタイトルで記事を書きました。

上記の記事は、元々会計事務所や税理士事務所、税理士法人で働いていて、経理への転職を考えている人に向けて書きました。

今回は、未経験で経理に転職しようと思っているけど、いきなり未経験から経理に転職するのは難しいため、1度会計事務所に転職しようと考えている人に向けて書いていきます。

最近、未経験から経理を目指すと転職エージェントが税理士事務所を紹介するパターンが多いような。 個人的には最終的に経理目指すなら少し遠回りな気もするけど、税務ってある種経理のゴールの1つだから経験自体は絶対に無駄にならないし、経理としてキャリアを築くならかなり強みになるのも事実。

最近転職エージェントなどで「未経験から経理に転職したい」と伝えると、会計事務所への転職をオススメされる事例が増えてるみたいなんですね。

個人的には会計事務所が人手不足だからエージェントの都合で勧めてるんじゃないの??などと邪推してしまいますが、勿論良い面もあるので、その辺も含めてこのページで伝えていけたらと思います。

  • 会計事務所経由で未経験から経理を目指すのってアリ?
  • 経理より会計事務所の方が転職しやすいって本当?

などの疑問を解決していきます!

ちなみに先に書いておきますが、税理士法人から経理に転職した僕個人としては、経理に転職するために会計事務所を経由すること自体は、特にオススメもしないし、否定もしないという立場です。

経理を目指しているのに会計事務所を経由すると遠回りになる理由

勘違いして欲しくないのは、遠回りになるからオススメしない、という訳ではありません。

遠回りになるという事実を知った上で決めて欲しいということです。

以前、下記のようなツイートをしました。

税理士法人に勤めてから経理目指した方が良いですか?ってたまに聞かれるけど、経理になりたいなら普通に遠回りです。

税理士法人の知識は活きてるけど、死んでいった知識はそれ以上に多い。

外税控除とか想定整形地の取り方とか経理としては2度と使わないであろう知識に結構な時間費やしましたので。

もうこれが遠回りな理由の全てなのですが、少しだけ詳しく解説していきます。

経理で使う知識は「広く浅く」が基本です。

簿記・給与計算・税務・社会保険・監査、どの知識も経理をやる上では必要ですが、税理士や会計士の先生レベルの、深い知識までは要求されません。

理由は、ほとんどの会社が税理士法人などの専門家と顧問契約しているため、判断に迷うような重要な選択は専門家に任せるからです。

ねこ
ねこ
深く勉強する必要はないってこと?
さかな
さかな
後は個人の考え方や会社によるかな。税理士さんや会計士さんの言ってることが全然理解できない状態だと困ることもあるし

会計事務所に就職すると、どうしても税法の知識に寄りがちになり、そこで学んだ多くの知識は、経理として必要のないものとなります。

例えば…

税理士法人時代に所得税の確定申告書を数えきれないくらい作成しましたが、事業所得や配当所得など、10種類の所得の知識が満遍なく必要になるので沢山勉強をしました。

しかし、経理では年に1回の年末調整時に給与所得に関する知識が必要になる程度です。

変動所得に係る平均課税などは確定申告で使う機会が多く、時間をかけて学習した思い入れのある論点ですが、こういった所得税法の知識は経理となった今は死んだも同然です。

一生使うことはないでしょう。

さかな
さかな
初めから経理になる!と考えている人が
さかな
さかな
会計事務所で「経理としては絶対に使わないであろう論点をたくさん学習しなくてはいけない状況」に直面したときに
さかな
さかな
果たして勉強する気になるだろうか…?という疑問が個人的にはある
ねこ
ねこ
もともと会計事務所で働いていた人が経理に転職を考えるのとは訳が違うってことね
さかな
さかな
そうそう

勿論、税法の知識を深く知っていることで心の余裕が生まれるなどの間接的な恩恵はありますし、ひと月に年次決算を何社もこなすのでこの辺りの経験は経理ではとても強みになります。

ただ、死んでいくとわかっている知識を一生懸命勉強する時間を自分の中でどう昇華するのか、という点は考えておいた方が良いかもしれません。

もしくは、会計事務所選びの際に業務内容をよく確認しておくことでしょうか。

中には相続税に力を入れている事務所なども最近は多いので、そういうところでは経理として身になる経験は積むことは難しいでしょう。

  • 給与計算
  • 年末調整
  • 月次決算・年次決算

この辺りが経験できる事務所であれば、経理に転職する際に強みになる経験ができるはずです。

経理として最終的にどこを目指しているのかによって会計事務所の選び方が変わる

もしも会計事務所に転職するのであればどこを目指しているかによって、転職する会計事務所のレベル感というか、どんな仕事を経験できるかという点を入社前に確実に確認する必要があります。

  • 経理事務を目指している
  • 経理としてキャリアを詰んで最終的には管理職を目指したい

経理事務を目指す

経理事務を目指して会計事務所を経由するのに、顧問先30社くらい担当させられて税法をガチガチに勉強しなくちゃいけないような環境だと、目標に対して過程がしんどすぎて続かないと思います。

なので、経理事務を目指している場合は、決算整理仕訳などにも関われる入力メインの事務所が理想です。

経理として管理職を目指す

一方で、経理としてキャリアを積んで最終的には管理職を目指すために会計事務所を経由する場合は、税法をゴリゴリに勉強するような事務所も視野にいれて、ある程度覚悟をする必要があります。

上の方でも少し述べましたが、経理になってから死んでいく知識も多いです。

その経験と、税務という経理としての1つのゴールを知っていることは決して無駄にはなりませんが、会計事務所は顧問先とのやり取りや訪問も多く、しんどいと感じることもあるかと思います。

会計事務所での経験を経理の経験年数としてカウントして良いのか

≫こちらの記事でも書きましたが、これに関しては含めても良いと個人的には思っています。

税理士法人から事業会社の経理に応募する際、4社受けましたが「経理経験じゃないじゃん」なんてことは一言も言われませんでした。

具体的な業務内容を見て、自分のやったことがない業務があれば個別に伝えれば良いと思います。

僕の場合、振込作業などは行ったことがなかったのでその辺は面接で伝えました。

経理より会計事務所の方が転職しやすいって本当?

これは正直、時期や地域などにもよるでしょうから何とも言えないところがあります。

また、会計事務所側がどのような人を希望しているのか、という点も無視できません。

基本的に会計事務所が募集しているのは下記の2パターンだと思います。

  1. 入力事務、雑務
  2. 税理士補助(顧問先を担当)

①は人が足りなくなれば年中募集しています。

②は税理士試験が終わった8~9月に募集が多くなります。

感覚ですが、①は確かに経理より倍率が低いでしょうから転職しやすいかと思います。

②は税理士を目指している人を採用する傾向にあるので、経理より転職しやすいかと言われると疑問です。

まとめ

冒頭でも書きましたが、税理士法人から経理に転職した僕個人としては、経理に転職するために会計事務所を経由すること自体は、特にオススメもしないし、否定もしないという立場です。

下記を踏まえて、総合的に判断すると良いでしょう。

  • 経理として使わない知識を学習する時間が多い
  • 会計事務所を経由するなら最終的にどこを目指しているかによって事務所を選ぼう
  • 会計事務所での経験年数を経理の経験年数にカウントしても面接で文句は言われなかった

そんな感じ!

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