経理

未経験から経理になる方にオススメの本を3冊ご紹介します。

こんにちは、坂名(@sakana9v9you)です。

税理士法人に8年勤務後、現在は一般企業で経理部長をやっています。

この記事を読んで欲しい人

  • 未経験で経理を目指している
  • 経理に採用されたけど右も左もわからない
  • 実用的なオススメの本が知りたい

今回紹介する本は、経理の心構え的な自己啓発本ではなく、どちらかと言うと実用的な本です。

1ページ目から最後のページまで全部読むというよりは、わからなくなった時にすぐに正解が引き出せるから携帯していたいタイプの実用本を紹介します。

また、簿記に関する本はこの記事では紹介しません

簿記の取得がまだな方は≫こちらのページをご覧ください。

経理未経験者にオススメの実用本3選

さかな
さかな
3冊紹介するけど全部買った方が良い!ってわけでもないからね
ねこ
ねこ
オススメなんじゃないの?
さかな
さかな
そうなんだけど、1冊持ってたいな!って本があれば買えば良いと思う

冒頭でも述べた通り、このページで紹介する本は「読む」というよりも、困ったときに持っていると役に立つ「調べる」タイプの本です。

僕が駆け出しの時代に持ってて助かった本です。

それでは紹介していきます!

まるわかり給与計算の手続きと基本

まずは1冊目、経理とは切っても切り離せない「給与計算」を手助けしてくれる「まるわかり給与計算の手続きと基本」です。

税理士法人時代に初めて給与計算をすることになり、先輩に「給与計算はこれって決まってるから」と教えてもらい、帰りに東京駅の本屋さんで買って帰った1冊です。

オススメポイント

  • 給与計算に必要な知識を網羅してる
  • この場合どうするんだっけ?にいつも答えてくれる
  • わかりにくいところには図解が入っていてわかりやすい

給与計算で必要な知識は意外と多岐にわたります。

  • 源泉所得税
  • 住民税
  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 残業代の計算 etc

他にも年末調整や賞与の計算など、給与計算は広く浅く様々な知識が必要になります。

やっている内に次第に慣れてくるのですが、

  • 賞与の計算
  • 年末調整
  • 退職時の社会保険料

などの年に数回しか行わないような作業は中々頭に定着しません。

こんな時に「まるわかり給与計算の手続きと基本」が手元にあるとすぐに調べることが出来るのでかなり助かります。

ねこ
ねこ
どんな時によく使ってたの?
さかな
さかな
僕は退職時の社会保険料だね。20回以上確認したと思う

給与計算経験者はご存知だとは思いますが、

  • 月末に退職した場合
  • 月末の前日までに退職した場合

控除する健康保険、厚生年金の金額が変わってきます。

ここでは詳しく解説しませんが、

  • その月分の社会保険料を控除するかどうかの基準日が月末
  • 退職日の翌月が資格喪失日となる
  • 健康保険、厚生年金は一般的には前月分を控除する

などのややこしい論点が存在し、給与計算を始めたばかりだとかなり混乱します。

わからなくなる度に「まるわかり給与計算の手続きと基本」の自分で付箋を貼った該当ページを開き、知識の確認をしていました。

図解も入っているのでわかりやすく、僕はこの本にとても助けられたので、このページで紹介する本の中でも1番オススメです。

これから給与計算をする方、未経験で経理になる方などは自分のデスクに置いておけばかなり心強い1冊になります!

一夜漬け消費税「できる!」経理担当者入門 

2冊目は『一夜漬け消費税「できる!」経理担当者入門』です。

個人的にはオススメですが、1冊目のまるわかり給与計算ほど必須本ではないです。

経理になって、少し慣れてきた2年目くらいに読んで欲しい本です。

ねこ
ねこ
消費税って10%と軽減税率8%の区別が出来れば良いんじゃないの?
さかな
さかな
それよく言われるやつ。消費税法は意外と奥が深いんだよ。これから経理として生きていくなら絶対に知っておいて損はない

会計ソフトで仕訳する際、消費税区分なるものが勘定科目ごとに設定されていると思います。

これは決算時、消費税の申告書を作成する際に集計されます。

つまり、消費税区分が間違っていると納税額がズレるんですね。

最終的に税理士の先生がチェックするとはいえ、経理側も最低限の知識は持っておくべきです。

例えば、税理士の先生から消費税に関して提案があった時、全く知識がないと社長や役員へ説明が出来ません。

税理士の先生が言ってることが正しいのかどうかもわからず、全て言いなりになってしまいます。

仕事に慣れてきたら、ワンランク上の経理を目指すために、最低限の税法知識は必要です。

ねこ
ねこ
求人でも「税理士との均衡」って仕事内容に入ってるもんね
さかな
さかな
どの程度均衡をとるのかは会社によって違うけど、自分の経験値として持っていた方が良い知識であることは間違いないね

できるYouTuber式 Excel 現場の教科書

3冊目はExcel本「できるYouTuber式 Excel 現場の教科書」です。

経理はExcelを使う機会が割と多いです。

会計ソフトからExcelにはきだして会議資料を作成したり、株主総会の資料をPowerPointで作成する際にExcelを併用したりします。

ねこ
ねこ
Excel本いっぱいあるけど何でこれが良いの?
さかな
さかな
正直別にこれじゃなくても良いんだけど、オススメポイントはいくつかあるから一応書いてく
ねこ
ねこ
一応…

個人的に最近のExcel本の中で1番良いと思ったのがこれでした。

理由はこんな感じ。

オススメポイント

  • 著者が経理畑出身なので経理と親和性の高いExcel本になっている
  • YouTubeで動画も見ることができるのでわかりやすい
  • Excel本は買うだけで終わりになってしまうことが多いが、動画があるので続きやすい

さかな
さかな
動画があるから本買わなくて良いんじゃないかってレベルで動画がしっかりしてるんだよ
ねこ
ねこ
でも仕事中にYouTubeで調べるわけにはいかないもんね
さかな
さかな
まあそうだね。ピンポイントで知りたい情報があるときは動画より文字の方が早いからね

何か1冊Excel本持っていたい!という方にはオススメの1冊です。

▼YouTubeの動画はこんな感じ▼

勘定科目辞典は必要ない?

「勘定科目辞典は1冊買っておいた方が良いですか?」とよく聞かれますが、個人的には必要ないと思っています。

理由はシンプルで、会計ソフトに入っている過去の仕訳データが1番信頼性の高い仕訳辞典だからです。

仕訳は会社ごとに癖があり、

  • 税務仕訳に寄せた仕訳
  • 会計基準に寄せた仕訳
  • その会社独特の仕訳

などのように、簿記の試験と違って正解が1つではありません。

なので勘定科目辞典で調べたものが必ずその会社の正解仕訳だとは限らないということです。

お金が掛かる掛からない以前に、過去の仕訳データの方が信頼できる仕訳辞典になるのです。

まとめ

未経験で経理の仕事を始める方、始めた方に向けてオススメの3冊を紹介しました。

じっくり読むというよりは、職場のデスクに置いて何かあったときに調べることができる心強い味方になるタイプの本です。

経理の仕事は、簿記の知識以外にも広く浅く様々な知識が必要になります。AIやRPAの発展により、これから求められるのは1人で色々なことをこなせる人です。

簿記の知識を土台に、仕事に慣れてきたらそこで安心せず、知識を少しずつアップデートしていきましょう。

今回ご紹介した3冊です。

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