税理士

所得税法の難易度は?合格率や勉強時間についても解説!

ねこ
ねこ
所得税法って難しいの?
さかな
さかな
そりゃあもう。税理士試験11科目の中でもトップクラスの難しさだよ!

こちらは、税理士試験の試験科目「所得税法」についての解説ページになります。

税理士試験全般に関する解説はこちらをご覧ください。

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所得税法の概要

【計算・理論割合】

計算50% 理論50%

【勉強時間目安】

勉強時間目安1400~1800時間

所得税とは、個人事業主の所得について課税される税金です。

税理士試験の税法科目の中でも、確定申告や年末調整など、かなり身近に感じることができる税法科目の1つではないでしょうか。


所得税法は、法人税法と同様、ボリュームが最も多い科目の1つです。

初学者の合格は難しいと言われるほど、難関科目になります。

予備校で所得税法の講義を受ける際は、簿記3級程度の知識を持っていることが前提になっている場合が多いので、事前に調べてから受講するようにしましょう!

ねこ
ねこ
法人税の時は2級程度だったけど、所得税は3級で良いの?
さかな
さかな
所得税法は3級程度の知識で大丈夫だよ

合格率の推移

年度受験者数合格者数合格率
平成30年度1,70420912.27%
平成29年度1,78722313.04%
平成28年度1,89125313.38%
平成27年度2,00526513.22%
平成26年度2,12328013.19%
平成25年度2,37435114.79%
平成24年度2,49230712.32%
平成23年度2,50133613.43%
平成22年度2,74539314.32%
平成21年度3,00740213.37%

ねこ
ねこ
受験者数、少ないような……
さかな
さかな
法人税の半分以下だね!

所得税法と法人税法は、選択必須科目ですので、どちらか一方には合格しなくてはなりません。

勉強のボリュームも、試験の難易度も同じくらいです。

合格率は、何なら所得税法の方が高いです(僅かにですが)

では、何故ここまで受験者数に差がでるのでしょうか。

所得税法より法人税法の方が人気の理由

法人税法の解説ページでも書きましたが、受験者数に差が出る大きな理由の1つとして、実務での必要度があげられます。

法人税法の難易度は?合格率や勉強時間についても解説!税理士試験、法人税法についての解説ページです。法人税法の勉強時間や合格率の推移、難易度についても解説していきます。法人税法と所得税法、どちらを選べば良いか悩んでいる方も見て頂けると幸いです!...

こんなことを言うと、「所得税法は実務で必要ないの?」と言われてしまいそうですが、勿論そんなことはありません。

所得税法もバリバリ実務で使います。

ここで少し、2つの科目の特徴をまとめてみます。

所得税法

【課税の対象】

個人の所得に対して課税

【個人の課税期間】

1月1日から12月31日までの1年間

法人税法

【課税の対象】

法人の所得に対して課税

【法人の課税期間】

事業年度

ねこ
ねこ
なんで急にまとめたの?
さかな
さかな
この【課税期間】の違いを見て欲しくてさ

個人の場合、多少の例外もありますが、課税期間は1月1日から12月31日までの1年間と全員一律に決められています。

この1年間の所得に対して、2月中旬~3月中旬までの約1か月間で確定申告を行います。

それに対して、法人の課税期間は事業年度です。

この事業年度は、ある程度、法人が自由に定めることができます。

つまり、所得税の知識が必要になるのは2月~3月の確定申告期に集中するのに対し、法人税の知識は1年中必要になる、ということです。

厳密に言えば、確定申告期以外にも、給与計算などで所得税法の知識が必要になりますが、そこまで難解な知識を要するわけではないので、結果として法人税法の知識の方が実務で必要、という見方になるのだと思います。

また、税理士事務所の多くは、法人の顧問料が売上のメインになっている場合が多いので、そういうことも受験者数の差に繋がっているでしょう。

所得税法の勉強方法

とにかくボリュームが多いので、予備校で講義を受けたらすぐに復習しましょう。

復習が終わっていない状態で次の講義を迎えてしまうと、所得税法のようなボリュームが多い科目は、どんどんやり残した論点が増えていってしまいます。

しっかり復習が終わっていても、日にちが経てば忘れてしまい、再度復習が必要になります。

要するに、復習が終わっていても講義が進むにつれてやることが増えていくのに、講義のペースについていけないと手遅れになってしまうのです。

計算は、常に全体像を意識して、自分が今どこをやっているのか明確にしながら問題集と解きましょう。

理論は、とにかく何回も触れること。短期間であの量を暗記するのは不可能ですから、暗記→隙間時間で確認→暗記→寝る前に確認、のようにとにかく時間を空けて思い出し作業を繰り返し、記憶の線を太くしていきましょう。

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