
資格の大原の社労士試験通信講座「社労士24」を実際に使ってみた僕が、良かったところや注意点などをまとめました。
社労士24の最大の特徴は全科目のインプット講義が24時間で完了するという点です。
- 24時間で試験範囲をちゃんと網羅できるのかな…
- レギュラーコースと使用するテキストは違うの?
- 社労士24だけで合格できるの?
などの疑問を抱いたのではないでしょうか。
何を隠そう、僕自身がそうでした。
そして悩んだ末に2019年の夏、レギュラーコースを選択し、受講し始めました。
しかし2019年12月、社労士24に切り替えました。
レギュラーコースとは、最もポピュラーな「社労士合格コース」のことを指します。
「社労士合格コース」は、多くの社労士試験初学者に選ばれる、メジャーなコースです。
レギュラーコースと社労士24、どちらも体験したからこそわかる切り口で、社労士24を紹介していけたらと思います!
この記事を読んで欲しい人
- 社労士24の受講を迷ってる方
- レギュラーコースに社労士24を追加するか迷ってる方
- まだ学校を選んでいる段階の方
講座選びに迷う理由は人によって様々でしょうが、主な理由はこの3つだと思います。
- 払うお金に見合った価値が得られるか
- 他にもっと良いものがないか
- 自分に合っているか
要するに「対価性」「比較」「相性」です。
資格の大原のような大手予備校の1番のデメリットは「価格が高い」ことですが、社労士24は79,800円とかなりお手頃な価格設定です。
お手頃な価格で、大手予備校ならではの安心感と質の高い講義が提供されるので、「対価性」と「比較」は満たしているでしょう。
あとは「相性」の問題です。
自分に合うかどうか、このページで確認してみてください。

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社労士試験ってどんな試験?という方はこちらの記事をご覧ください。

社労士24の良いところ

社労士24の良い点
- インプット講義が24時間で完了する
- 講義が3~15分に分かれている
- スマホやタブレット端末にダウンロード可能
- テキストを持っていなくても講義を視聴可能
- 値段がレギュラーコースよりもかなり安価
まずは良いところから順番に見ていきましょう!
レギュラーコースではインプット講義が100時間を超えますが、社労士24ではインプット講義が24時間で完了するため、まとまった勉強時間を確保できない社会人などに向いています。
講義が3~15分に分かれているため、電車の中や仕事の休憩時間などでも気軽に視聴することが可能です。
専用のアプリに予め自宅などWi-Fiがある環境でダウンロードしておけば、スマホの通信制限を気にすることなく講義を視聴することが可能です。
社労士24にもテキストや問題集はあるのですが、講義ではテキストの内容が映し出されているので、テキストが手元にない状態でも講義を視聴することが可能です。
これによって会社や電車の中でも気軽に隙間時間を有効活用することができます。
社労士合格コース(WEB通信) | 195,000円 |
社労士経験者合格コース(WEB通信) | 175,000円 |
社労士24 | 79,800円 |
社労士24+直前対策 | 128,000円 |
※価格は2021年3月現在のものです。
「資格の大原」は誰もが知る大手の資格予備校です。
大手予備校の最大のデメリットは、やはり他の予備校に比べて「価格が高い」ことでした。
しかし、「社労士24」ならお手頃な価格で、大手ならではの安定した質の高い講義を受講することができます。
ここまでは社労士24の良いところを紹介しましたが、人によってはデメリットになりうる注意点も存在します。
メリットだけではなく、デメリットも考慮して自分に合った講座を選びましょう。
社労士24の注意したいところ

社労士24の注意点
- 質問回数に制限がある
- 大原の自習室を利用できない
- 使用するテキストがレギュラーコースと違う
- 講師の先生の小話や小技を聞けない
注意点もいくつかあるので紹介していきます。
社労士24では、疑問に感じたことをいつでも質問できるように、メール質問が用意されていますが、回数に制限があります。
社労士24 | 10回 |
社労士24+直前対策 | 15回 |
1度の質問メールで質問は1つまでというルールもありますので、この辺に独学の要素があります。
校舎が近くにない人や、そもそも自習室を使う予定のない人にとっては関係のない話ですが注意が必要です。
通常のレギュラーコース(社労士合格コースなど)では、大原自体が初めての方は入学金(6,000円)が必要ですが、社労士24は入学金が不要です。
これは上記で書いた通り、僕自身がレギュラーコース→社労士24に変更したからこそ比較できるのですが、レギュラーコースと社労士24では使用するテキストが違います。
労働基準法のテキストで比較してみると、
- 社労士合格コース→約200ページ
- 社労士24→約80ページ
ページ数だけを見ると結構違いますよね!
80ページで大丈夫なの…?って不安になる方もいると思います(僕もその内の1人です)
ただ、中身を比べてみるとそこまで情報が削られている印象はありません。
ただし、レギュラーコースで「目を通すだけで良い」「やらなくて良い」と言われた参考項目など、重要度の低い論点は省略されておりますので、時間に余裕があって隅々まで勉強したい方には向かないかもしれません。
ちなみに択一式・選択式のトレーニング問題集は同じものが送られてきました。
レギュラーコースでは、講師の先生が勉強方法やモチベーションの上げ方、語呂合わせなど、ちょっとした小話をしてくれます。
これが意外とためになったりするのですが、社労士24ではこういう小話系はカットされています(語呂合わせなどはたまに教えてくれます)
社労士24は独学と通学の中間

社労士24は……
- 「独学と通学の間」
- 「過保護な独学ツール」
こんなイメージで捉えておくと良いでしょう。
- 入学金が不要なこと
- 価格が安価であること
- 質問回数に制限があること
- インプット講義が24時間で完了すること
以上の特徴を考えると、質の高い独学ツールという表現がしっくりくるでしょう。
社労士24だけで合格できるの?

僕は正直、ここが1番気になりました。
レギュラーコースから社労士24に切り替える際、Twitterでレギュラーコースと社労士24を併用して2019年に合格された方がいらっしゃったので、勇気を出してDMしてみました。
凄く丁寧に答えてくれまして、勉強方法まで教えてくれました。
内容はまとめるとこんな感じです。
レギュラーコースと社労士24は、テキストは違いますが、トレーニング問題集は同じものが配布されます。
テキストでは省略された論点などが問題集で出てくるのですが、それをテキストに補足していく形でどんどんテキストを自分でボリュームアップしていく勉強方法を教えてくださいました。
その方は、レギュラーコースとの併用で合格しており、オススメしていたのもレギュラーコースと社労士24の併用でした。
なので若干の不安要素はありますが、1年でレギュラーコースのボリュームを勉強する時間が僕にはありませんので、社労士24へ切り替えることにしました。
また、別のフォロワーさんで社労士24+直前対策だけで合格された方がいらっしゃいましたので、こちらに掲載させて頂く許可をとるためにDMさせて頂いたところ、快く承諾してくださいました。
第51回社会保険労務士試験に合格しました!本当に本当にうれしいです😭
— ひばり (@sharoushi_407) November 8, 2019
社労士受験生2年目で合格できたのも、支えてくれた家族や、理解のある職場の皆さま、そして何より、金沢先生のおかげです!!!社労士24+直前対策だけで合格しました!あああやっと言えます😭金沢先生、ありがとうございました!
金沢先生というのは、社労士24の講義を担当する資格の大原の人気講師です。
面白い語呂合わせや変わった言い回し、そしてWEB上でも熱い気持ちが伝わってくる、とても熱心な先生です。
社労士24+直前対策のみで合格することは可能
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レギュラーコースと社労士24のテキストを比較
労働基準法のテキストの厚さを比較してみました。

左がレギュラーコースのテキスト、右が社労士24のテキストです。

左がレギュラーコースのテキスト、右が社労士24のテキストです。
厚さを比較できるように上から撮りました。
レギュラーコースに比べて、社労士24のテキストが大分コンパクトになっているのがわかると思います。
重要度の低い論点や、レギュラーコースで「ここは軽く目を通すだけで良い」と言われているような論点がカットされており、重要度の高い論点はしっかりと掲載されている印象です。
結局レギュラーコースと社労士24、どっちが良いの?

「社労士24+直前対策」はこんな人におすすめ
- 忙しい社会人の方
- コストを抑えたい方
- 自分のペースで学習を進めたい方
僕は細かい論点を隅々まで拾っている時間的な余裕がありませんでした。
なので講義によるインプットの時間が抑えられて、かつ移動時間などもダウンロード講義により耳で復習できる社労士24の学習スタイルが自分には合っていました。
逆に、下記のような方はレギュラーコースの方が合っているでしょう。
- 時間に余裕がある方
- 隅から隅まで勉強したい方
- 講師の先生にわからないところを何度も質問したい方
- 自宅で学習するよりも自習室に通った方が集中できる方
レギュラーコース+社労士24という選択肢もある

時間にもお金にも余裕のある方は、レギュラーコース+社労士24という選択肢があります。
レギュラーコースで広範囲学習→隙間時間で社労士24を使って超効率的に復習
レギュラーコースを受講している方は、社労士24を27,000円で追加することができます。
社労士24のみの申し込みだと79,800円なので、かなりお得ですね。
始めの一歩!まずは資料請求から

社労士24とレギュラーコースを比較してみました。
僕は5万円以上の買い物をあまりしないので、正直悩みました。
ただ、社労士になったらこの5万円はすぐに回収できると考えました。
社労士になった自分を想像してワクワクしました。
ここまで読んで下さった方は、今勉強へのモチベーションがかなり高い状態にあると思います。
その気持ちが冷めてしまう前に、まずは初めの一歩として資料を請求してみてはいかがでしょうか。
大原から送られてくる社労士講座の資料は、具体的なカリキュラムや合格までの動線をかなり明確にして示してくれます。
下記の赤いボタンから『資格の大原』公式サイトへ移動して頂き、簡単に資料を請求することができます。
【スマホの場合】


住所、電話番号、メールアドレス等の情報を入力します。
僕も何度か、自分や部下のために資料請求していますが、勧誘の連絡等は来たことがありません。
ただ、上記の画像のチェックを外しておくことをオススメします。
お知らせメールが必要な方は外す必要はありませんが、僕はいつも外しています。

少し見つけにくいのですが、社会保険労務士は「法律系」のグループの中にあります。
社会保険労務士にチェックを入れて、資料を請求してください。
大体3分程度で請求できます。
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住所、電話番号、メールアドレス等の情報を入力します。
スマホ同様、上記の画像のチェックを外しておくことをオススメします。

社会保険労務士講座の資料を請求するので、こちらにチェックを入れて進めば、資料が大体2日~1週間くらいで届きます。
申込書が付いているので、いざ申し込もうと決めた時にも便利です。
3分くらいで終わるので、少しでも興味があったり、悩んでいる場合は資料を請求してみてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
届いた資料を見て、じっくりと自分に合っているか考えてみてください。